COLUMN · 用語解説

PBR(株価純資産倍率)とは

株価が、1株あたり純資産の何倍かを見る指標

作成 2026年10月14日情報の時点 2026年10月14日時点
この記事について 特定の銘柄の売買を勧めるものではなく、用語の意味と見方を整理した情報提供です。例の数字は、説明のための架空のものです。投資の判断はご自身の責任でお願いします。 この記事は、公開資料をもとにAIが作成しています。誤りに気づかれた場合は、support@fire-app.jpまでお知らせください。

ひとことで

  • PBR(株価純資産倍率)は、株価が1株あたり純資産の何倍かを示す指標。会社が持つ「帳簿上の資産」を基準にした、株価の水準。
  • 計算式は、PBR = 株価 ÷ 1株あたり純資産(BPS)。1倍が、ひとつの目安。
  • 1倍割れ=割安、とは限らない。資産を使って、どれだけ利益を生む会社かも、あわせて見る。

1. 計算のしかた

まず、1株あたり純資産(BPS)を求めます。純資産は、会社の資産から負債を引いた、株主のものとされる部分です。

BPS(円)= 純資産 ÷ 発行済株式数(自己株式を除く)

株価が1,500円で、BPSが1,000円なら、PBRは1.5倍です。

PBR(倍)= 株価(円)÷ BPS(円) → 1,500 ÷ 1,000 = 1.5倍

PBRが1倍なら、株価は、帳簿上の純資産と同じ水準です。純資産は決算書(貸借対照表)の数字なので、PBRは、株価を、決算書の「資産の厚み」と比べる指標といえます。

2. 例で見る(架空の3社)

説明のための、架空の3社です。同じPBRでも、背景はさまざまです。

PBRの比較(架空の例)
A社(成長企業)3.0倍B社(安定企業)1.2倍C社(収益力が低い企業)0.7倍
説明のための架空の数字です。実在の企業のものではありません。

3. PBRは「PER × ROE」でもある

PBRは、次のように分解できます。

PBR = PER × ROE

例えば、PERが20倍、ROEが10%(0.1)なら、PBRは、20 × 0.1 = 2.0倍です。つまり、PBRが高いのは、収益性(ROE)が高いか、成長への期待(PER)が大きいからです。

4. 見るときの注意

見方意味注意点
PBRが1倍を超える株価が、帳簿上の純資産より高い。利益を生む力(収益性や成長)が評価されている場合が多い期待が外れると、株価が下がることがある
PBRが1倍を下回る株価が、帳簿上の純資産より低い「割安」とは限らない。収益性が低い、資産の中身に不安がある、などの理由もある

5. 日本で、1倍割れが注目される理由

2023年3月、東京証券取引所は、プライム市場とスタンダード市場の上場会社に、「資本コストや株価を意識した経営」を求めました。PBRが1倍を割る会社に、改善の方針や取り組みの開示を促したことで、PBRは、日本株で特によく見られる指標になりました。

6. 長期投資家は、どう使うか

PBRは、株価の水準を、資産という物差しで測るための指標です。長期では、PBRの数字そのものより、会社が、その資産を使って、どれだけ利益を生み、株主に還元するかが重要です。PBRは、ROEや、利益の推移、配当・自社株買いとあわせて見ます。

この記事は、特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。例は、説明のための架空のものです。

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